是非読んでいただきたい

season1<はじめに>

はじめに。 私は、業務中の災害(転倒)により「 頚髄C3-C4」を損傷、不全四肢 麻痺の後遺症が残りました 。 知見がなくて困っています、お知恵を拝借願えませんでしょうか。 ご協力願えませんでしょうか。 ご教授願えませんでしょうか。 医師の勧めで労災を申請したところ...

2017年7月26日水曜日

season2-9<治療編6>

平成24年6~8月・・・Sセンター (受傷日より約5ヶ月が経過)。

Sセンターに転医した時期と重なるように、両下肢の麻痺(特に痙性)が強くなりました。
AI病院でできていた(特に右下肢の)動作ができなかったり、あるいは、痙性によりマシン転落の恐れからマシンを使ってのリハビリが中止になるなど悪影響が出ていました。
何とかPTさんが腰紐を握りながらの歩行訓練にステップアップするも、痺れと脱力感から足元がふらついてしまい真っすぐ歩けない状態でした。

またある時、砂を踏んだと勘違いした私は、その原因が下肢の痺れの増悪とはつゆ知らず、「風呂場の砂を取り除いてください」と看護師さんにお願いもしました。
それでも、担当医から「リハビリで回復も見込めると考えている」と聞いたので、不安を打ち消すようにリハビリに一生懸命取り組んでいました。

そんな最中にアクシデントが起こりました。
平成24年7月のある日の事、ペットボトルのお茶を飲み干すため首を後方に反ったところ、ビリーっと全身に電気のような衝撃が走りました。
特に両上肢に強い痺れを感じたことを看護師に伝えると、「首にカラーを装着」するよう担当医から指示が出たそうです。
それから、リハビリを休んで安静にしていたところ、強いビリビリ、ジンジン感が緩和してきたと思われる約1週間後からリハビリを再開しました。
平成24年7月下旬になると、担当医から詳しい病状、および、身体障害者手帳取得の説明がありました。
あなたの病気は「脊髄炎」、脊髄(頚髄)が炎症を起こしており火事に例えると、治療により大きな火災は収まってはいるが現在は種火がくすぶっている状態です。
したがって、強い痙性が出現したり、強い痛みや痺れを感じるのはそのためですが、全身麻酔を行うなどのオペリスクを伴うため当センターでは手術は行いません、と言う残酷なものでした。

機会を設け、再三再四手術を申し込みましたが、「オペリスク」を理由にこれ以降も担当医の考えが変わる事はありませんでした。
この時点で早期の退院を決意しました。

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