是非読んでいただきたい

season1<はじめに>

はじめに。 私は、業務中の災害(転倒)により「 頚髄C3-C4」を損傷、不全四肢 麻痺の後遺症が残りました 。 知見がなくて困っています、お知恵を拝借願えませんでしょうか。 ご協力願えませんでしょうか。 ご教授願えませんでしょうか。 医師の勧めで労災を申請したところ...

2017年7月26日水曜日

season2-11<治療編8>

平成24年9月3日(月)、いよいよリハビリがスタートしました。

QOLを高めるよう、さらに、自立歩行ができることを目指し様々なことに取り組みました。
PTでは、きれいな姿勢で歩くことを指導してくださいますが、体幹が悪く、かつ、足の指先の付け根あたりに刺激が入ると痙性が出現するので一筋縄ではいきません。
両上肢とも指先の感覚も動きともに鈍いので、OTでは巧緻運動を主体に行いました。

当時は、自立歩行できないことが1番大きな悩みでしたが、今では就業の妨げになる両上肢の障害(痙性、疼痛)、中でも爪先の痛みは尋常ではありません。
事実、筆記具や箸を使う、コイン等を掴む、PCキーボードを叩く、マウスを使うなど、これらは大きな痛みを伴うこともあり今でも苦手な作業です。
両上肢の疼痛は、不快な時ほど強く感じ、愉快な時は忘れていることもある不思議な痛みです。

リハビリが終わると大きな商業施設の駐車場で(車の)運転の練習です。
AI病院入院時には右手の握力が30kg程度ありましたが、その後、痛みや痺れ、痙性が増悪し、この頃になると両手の握力は15~20kg程度しかなくハンドルを切るだけでも一苦労。

1日を終え、リハビリを頑張った充実感がある反面、両上肢はやけどの跡のような、打撲のような、締め付けるような痛み、さらに、指先は針を刺されているかと思うほどの激痛が襲ってきます。
両下肢においては、こむら返りのような痛みに襲われます。
追い打ちを掛けるように、リラックスした姿勢になると、四肢全部が自分の意思とは関係なく動くので睡眠障害に陥りました。

通院リハビリ開始から3週間程度経過したころ、麻痺の症状がさらに増悪しました。
その1週間程前から、両下肢、お腹回りの脱力感や痺れが強くなっていたこと、おしっこが出にくくなっていたことなど、小さな変化はありました。
しかし、一番麻痺が弱い右下肢まで痺れと脱力感に覆われ、自立歩行が難しくなりました。
痺れが強い足の裏は接地感が薄れ、足の脱力からか膝折れが頻発、排尿排便も時間がかかるようになりました。
自宅での生活が無理だと判断し、以前お世話になったAI病院担当医へ連絡を取ったところ来院するように促されました。
MRIと病室に空きがなく、数日後MRI撮影、1週間後入院の手続きを取り帰宅しました。
平成24年10月1日撮影した、頸部MRI T1画像頸部MRI T2画像がこれです。

頸部MRI T2画像
 

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