手術をすれば症状が緩和するのではないかとの期待に胸躍らせながらSセンターへ戻る形で転医しましたが、想像とは全く違うものでした。
入院診療計画書に掲載とおり、リハビリ中心の加療となりました。
心は折れそうでしたが、行くあてもなく、かつ、担当医と話し合えば理解してもらえるだろうとの甘い考えがあったことを悔やみます。
転医後、詳しい説明もなく数日が過ぎた平成24年5月21日夕刻、担当医から説明がありました。
リハビリでの回復が可能だと考えているので一定期間「リハビリを中心とした治療」を行い、しかるべき時に(手術を行うか)判断を下したいと告げられたので少しホッとしました。
その一方では、Sセンター担当医の考えは変わらず「脊髄炎」だとも告げられ不安を感じました。
平成24年6月15日の夕方、淡い期待は見事に打ち砕かれることになりました。
リハビリも終わり病室で4人全員がベッドでくつろいでいた時の話です。
担当医が部屋に来られ、「なぜ労災申請をしたのか、労災申請を取り消しなさい」と仰るので、AI病院担当医のアドバイスで労災申請をしたことを伝え、AI病院担当医の診断書を手渡しました。
ところが、診断書を読まれた担当医は「この医師は災害との因果関係を認めているが、私はそうは思わない。」
「2人の医者が違う主張をしてるのだから、より専門的なSセンターの医師の所見を採用するだろう」と言われ、さらに、「脊髄炎は病気であって怪我ではない、因果関係がはっきりしていない脊髄炎は労災として認められない」と念押しされ帰って行かれました。
看護師さんに体の変化(徐々に増悪)を伝えていたことから、診察に来て下さったものだと勘違いした自分に腹が立ち思いっきり落ち込みました。
同部屋の人達は励ましてくれましたが、転医当初より病状が増悪している不安からセカンドオピニオンを真剣に考えるようになりました。
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